「愛人ラマン」(17)ー寄宿舎(Pensionnat Lyuter)はどこ?:映画ロケ地パーフェクトガイド
2016年8月 ベトナム旅行
ツアーは、ショロン地区の観光がメインなので、寄宿舎のロケ地はスケジュール外になります。
今回はロケ地巡りなので、ショロンの中華寺院は外して、寄宿舎のある場所行っていただきました。
方向はゴールのフォーのお店の方なので、OKしてもらえたのでしょう。
ショロンにあるイスラム教のモスクを入口でさっと見てショロンを後にしました。
場所は、Rex hotelの1区の中心部に戻りさらに、北東に行ったサイゴン大学の関連施設のある場所です。
撮影はトンドゥタン(Ton Duc Thang)通りの並木道で行われました。
この道は現在4車線の大きな道路となり交通量が多く、また木々も大きく、中々写真を撮るのが難しい状態です。
新しく改装されていますが、雰囲気は残っています。
寄宿舎の前の木は当時のままの形をしていますね。
レーテェントン( Lê Thánh Tôn)通りとの交差点からですと全体がわかります。
少女を見送っていた階段の踊り場の窓は今はなくなっていました。
窓の雰囲気は残っています。
映画の「PENSIONNAT LYAUTEY」(リョーテ寄宿舎)の入り口のシーンです。
今はだ鉄柵の門になっています。
寄宿舎の中庭から入口のシーンです。
今はさすがに格子扉の窓はなくなって普通の中庭となっています。
最後に、現地ロケならではの撮影の苦労を見てみましょう。
フェリーで青年に出会った少女は寄宿舎の入り口まで、リムジンで送ってもらいます。
右側通行ですから、クルマはトンドゥタン(Ton Duc Thang)通りの寄宿舎前の歩道に泊まりカメラは道路を挟んだ反対側から全体を撮影しています。
少女が降りようとすると、荷物を持った運転手さんが少女側のドアを開けようと後席ドアに近づきます。
アレッ?右側通行なのに、いつの間にか左車線の歩道側にクルマが止まっているではありませんか。
次のシーンで少女がクルマを降りた時、クルマの位置は右車線の寄宿舎の入り口に戻っています。
現地で感じたことです。
ロケ地は市内の中心で、寄宿舎の前は撮影に使えても、反対側ひいて撮影するのはとても難しかったのではないでしょうか。
運転手さんがドアを開けようとするシーンはクルマを動かして別の場所で撮ったのでしょうね。
グーグルマップではサイゴン大学(Trường Đại Học Sài Gòn)コンピューターセンター(Trung Tâm Tin Học)となっています。
映画の重要シーンの撮影場所でですが、1区の中心から近いところにあります。ぜひ訪れてみてください。
0コメント