勧進帳のふるさと安宅の町の着物の数々3
10月15日 石川県小松市
最後のエントリーは安宅の町へのオマージュです。
小松市内に住む人も、今回のイベントで安宅の町の歴史の素晴らしさを知ったという感じです。
緋ののれんが、この地の方々の心意気をあらわしているのではないでしょうか。
こちらは清水家の中です。
中に入って、少し驚きました。
きらびやかにデコレーションされた室内は、外からは伺いしれません。
獅子頭が懐かしいと、最初に目がつきましたが、実はその後ろの緋の着物が主役でした。
この着物は、毎年9月9日に行われる安宅輪踊りで着用される着物だそうです。
今回のスタンプラリーの終点となる吉祥庵です。
日本海の浜辺の家は、板張りの壁に格子戸で冬の風雪に耐えるように作られています。
その外観は少し閉鎖的なイメージがあります。
私も、今回のイベントまではなんとなくそんなイメージを抱いていたかもしれません。
しかし、その中は華麗な緋の色に象徴されるように、北前船で日本海を駆け回った先人たちの心意気が息づいているように思われました。
5つのスタンプを全部押してもらうと、、、景品がもらえます。
ちなみに、左端は関所せんべいです。
私は、スタンプをもらうのが子供みたいな感じで恥ずかしかったので押しませんでしたが、スタッフの方が優しく、関所せんべいをお土産にいただきました。
吉祥庵の中ではいろんなものを販売していました。
私の目についたのは「料亭まつ家謹製 柿の葉寿司」です。
こちらは、空港に売っているような商品とは違い、まさに昔、実家でお祭りのときに作った柿の葉寿司です。3個入り、4個入りは売り切れ、2個入りの最後の2つを羽田空港へのお土産に買って帰りました。
こちらが、まつ家さんです。
安宅といえば川向こうの「長沖」さんが有名ですが、こちらはミシュラン特別版で星一つ獲得されたそうです
柿の葉寿司は家に帰ってゆっくり味わいましよう
梯川の河口になります。
対岸から灯台をみたのは初めてでした。
灯台のさらに向こう側に勧進帳の小松特別公演の特設会場が設置されています。
ピッカン秋晴れで白山の全景が見渡せます。
今回のイベントは大変な大きな時間と手間を必要としたかもしれませんが、普段は知ることができない北前船の里の町の歴史と心意気を知ることができるとてもいいイベントだったと思います。
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